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やってはいけないダイエット・中学生編!

雑誌のモデルはいつも素敵なスタイルで、見ていて憧れます。

モデルやかわいいユーチューバーと比べたら、自分はぽっちゃりしていると悩んではいませんか?

太り過ぎは体によくありませんが、中学生ぐらいですとほとんどがダイエットする必要がありません。

太っていると気にして危ないダイエットに手を出してしまうと、良い部分も潰す可能性があるんですよ!

そこで今日は、やってはいけないダイエットについて、中学生向けに紹介します!

食事抜きダイエットは太る!

スイーツは大好きだけど食べすぎてしまったので、今日はご飯抜き、なんてやっていませんか?

朝は眠いのでご飯を食べないといった、朝食を抜くダイエットしようとする人もいるかも知れません。

実は食事抜きダイエットは、太りやすい体を作ってしまいます。

人間の体には、動かすためのエネルギーを脂肪として溜め込もうとする性質があります。

これは大昔の「食事が不安定だった」時代の名残で、食事が少ないと余計に溜め込もうとします。

食事を抜くとその分エネルギーが不足するため、次の食事で一生懸命エネルギーを取ろうとします。

そのため食事抜きダイエットを続けると、太りやすい体となってしまいます。

運良く食事ダイエットでやせたとしても、ダイエットをやめた後には太りやすい体が残ります。

その結果「リバウンド」が発生し、体重が戻りやすくなってしまいます。

中学生なら新陳代謝も活発で、多少太りやすい体質でも体重は落ちやすいです。

ですが大人になった後に新陳代謝が衰えると、太りやすい体質の人はやせにくくて苦労します。

大人のダイエットでも中学生のダイエットでも、食事抜きダイエットはやってはいけません。

食事制限はきれいになれない!

よく「朝ご飯をりんごだけにするとやせる」と、聞いたことがありませんか?

バナナだけ、豆腐だけなど、特定の食べ物だけにする「置き換えダイエット」も人気です。

またお米やパンを抜いたり、お肉を食べないで野菜中心にする食事制限も人気のダイエットです。

しかし置き換えダイエットや食事制限ダイエットは、中学生にとって危険なダイエットです。

10代は体を作る時期で、肉・魚・野菜・穀物類などバランスよく食べて栄養を取る必要があります。

そんな時に置き換えダイエットや食事制限をすると、栄養が足りなくて体が成長しにくくなる恐れがあります。

野菜だけだと髪の毛をつくる「タンパク質」が足りなくなり、やせたとしても髪がボサボサになりがちです。

またお肉を食べないと鉄分不足になりがちで、毎月の生理が重くなる可能性もあります。

炭水化物を抜くとエネルギーが足りなくなり、脳がうまく働かなくて勉強にも影響が出やすくなります。

ご飯を食べないのではなく、おやつなどの甘いものを控える方が健康的でダイエットにはプラスになります。

お肌も髪もきれいなままやせたいなら、食事制限や置き換えダイエットは絶対にやめましょう。

ダイエットサプリを飲んでもやせない!

ドラッグストアに行けば、足りないビタミンを補うサプリメントが沢山売られています。

ビタミンが取れるサプリはあると便利ですが、食事のバランスが整っていれば必要ありません。

ビタミン系サプリは手助けにはなりますが、飲んでもやせないので注意しましょう。

また雑誌や動画のCMで、「飲めばやせるサプリ」を見かけることがあります。

こちらも栄養補助のサプリがほとんどで、飲むだけではやせません。

中には何も栄養がないのに、「やせる」と嘘をついた商品もあるので注意が必要です。

ダイエットサプリとは違いますが、ダイエット食品も食べるだけではやせません。

運動をしながら食事の一部を置き換えるタイプがほとんどなので、中学生のダイエットに向いていません。

「ダイエットサプリ」は中学生向きではありませんし、お金の無駄になるので飲むのはやめましょう。

ダイエット器具はあまり意味がない

ダイエットでは体を動かすことが大切で、いろいろな運動方法が紹介されています。

中には運動器具を使った運動方法や、ゲームで運動する方法も人気を集めています。

中学生の場合、毎日の通学と体育の授業を真面目に受けていれば運動は足りています。

運動系の部活をしているなら、部活後のおやつを我慢すれば十分ダイエットになります。

現在の状況で体育の授業が難しいなら、家でラジオ体操をはじめましょう。

小学生じゃないと思うかもしれませんが、真面目に行えば全身運動となってカロリーが消費できます。

もし休校期間に運動の指示があったなら、これを続けるのもおすすめです。

ゲームに関しては全身運動になるものや、ボクササイズができるものが人気を集めています。

家族のOKが出て毎日続けられるなら、買っていいかも知れません。

中学生のダイエットでは、ジム通いや特別な器具を使った運動は必要ありません。

せっかく体を動かす授業があるのですから、そこで思い切り体を動かしましょう。

まとめ

中学生になると自分の見た目が気になって、みんなより太っていないかと不安になるかもしれません。

しかしよほどひどい生活を送らない限り、ダイエットが必要なほど太ることはありません。

健康診断で太り過ぎと言われていないなら、おやつを少し我慢する程度で大丈夫です。

しっかり食事をとって毎日体を動かせば、健康的でかわいくかっこよくなれます。

見た目をコントロールするのは、体の成長が落ち着いてからでも間に合います。

食事を抜いたり我慢するようなダイエットはやめて、食べて動いて楽しい中学校生活を過ごしませんか?